新興国投資は不動産が良い?いや、株式がオススメ!先進国株式にも勝つ理由!
- 2018/06/02
- 15:58
どこの地域に投資するか難しいですよね。
米国?欧州?新興国?日本?
今後15年を見れば、 新興国が最も伸びると考えています。
その理由を裏づけをデータと共にご説明します。
目次
1.序論
2.結論 :新興国株式が先進国株式より優位に立てる環境は十分にあるため、伸びると考える。
3.理由1:米国消費者物価変動率と世界株式の関係を見ると ⇒ 新興国株式が伸びる予想
4.理由2:新興国と米国の予想PERの差を見ると ⇒ 過去10年で新興国が割安
5.理由3:今後15年の期待リターンを見ると ⇒ 新興国は年率6.5%、米国は4%の予想
6.雑学:どうやって新興国株式に投資する?
7.まとめ
1.序論
2.結論 :新興国株式が先進国株式より優位に立てる環境は十分にあるため、伸びると考える。
3.理由1:米国消費者物価変動率と世界株式の関係を見ると ⇒ 新興国株式が伸びる予想
4.理由2:新興国と米国の予想PERの差を見ると ⇒ 過去10年で新興国が割安
5.理由3:今後15年の期待リターンを見ると ⇒ 新興国は年率6.5%、米国は4%の予想
6.雑学:どうやって新興国株式に投資する?
7.まとめ
1.序論
どこの地域に投資するか難しいですよね。今後15年を見れば、
新興国が最も伸びると考えています。
その理由は以下の通りであり、
裏づけをデータと共にご説明します。
3.理由1:米国消費者物価変動率と世界株式の関係を見ると ⇒ 新興国株式が伸びる予想
4.理由2:新興国と米国の予想PERの差を見ると ⇒ 過去10年で新興国が割安
5.理由3:今後15年の期待リターンを見ると ⇒ 新興国は年率6.5%、米国は4%の予想

2.結論:新興国株式が先進国株式より優位に立てる環境は十分にあるため、伸びると考える。
今後15年で・新興国が最も伸びると考える理由
・その理由の裏づけは
は以下の通りです。
新興国が伸びると考える理由 | 理由の裏づけ |
理由1: 米国消費者物価変動率と世界株式の関係を見ると ⇒ 新興国株式が伸びる予想 | ①米国消費者物価変動率が2~4.5%なら ⇒ 新興国企業のほうが利益が伸びる。 |
②2017年9月~2018年4月は米国消費者物価変動率2%以上。 | |
理由2: 新興国と米国の予想PERの差を見ると ⇒ 過去10年で新興国が割安 | ③新興国株式が米国株式に比べて、ここ10年で最高に割安である。 |
理由3:今後15年の期待リターンを見ると ⇒ 新興国は年率6.5%、米国は4%の予想 | ④JPモルガンの判断:今後15年は新興国株式が新興国以外株式に比べて高い年利を生み出す見込み |
3.理由1:米国消費者物価変動率と世界株式の関係を見ると ⇒ 新興国株式が伸びる予想
過去20年のデータによると、
米国消費者物価変動率と世界株式には
相関があります。

この前提に基づき、
米国消費者物価変動率ごとの
新興国企業と米国企業の利益増減率を下の図に整理します。
横軸:米国消費者物価変動率
縦軸:新興国企業と米国企業の利益増減率
となっています。
この図から分かること:
①米国消費者物価変動率が2~4.5%なら ⇒ 新興国企業のほうが利益が伸びること。

出展:https://www.pictet.co.jp/-/media/Feature/Corporate/Individual/Report/fundinfo/shinkoin/20170725-2/Shinkoin_FW_20170725.pdf
さて、直近の米国消費者物価変動率を確認します。
この図から分かること:
②2017年9月~2018年4月は米国消費者物価変動率は2%以上。

以上から、分かったことをまとめます。
①米国消費者物価変動率が2~4.5%なら ⇒ 新興国企業のほうが利益が伸びること。
②2017年9月~2018年4月は米国消費者物価変動率2%以上。
そして、世界経済は堅調であり、
また、インフレ傾向も安定していると見られることから
今後新興国のほうが伸びると判断できます。
4.理由2:新興国と米国の予想PERの差を見ると ⇒ 過去10年で新興国が割安
さて、次はPERの観点から状況を確認します。
下の2つの図はとなっています。
・米国株式と新興国株式のPERの遷移
・予想PERの差
この図から分かること:
③新興国株式が米国株式に比べて、ここ10年で最高に割安である。

以上から、分かったことをまとめます。
③新興国株式が米国株式に比べて、ここ10年で最高に割安である。
割安であるため今後は新興国株式が
騰がる傾向が強いと判断できます。
5.理由3:今後15年の期待リターンを見ると ⇒ 新興国は年率6.5%、米国は4%の予想
さて、次は今後15年の期待リターンの見込みを確認します。
JPモルガンが毎年出しているデータを参照します。
円ベースの今後15年の期待リターンは以下の通りです。

出展:https://www.jpmorganasset.co.jp/jpec/ja/promotion/ltcma2018/index.html
更に抜粋すると、以下の通りです。
この表から分かること:
④JPモルガンの判断:今後15年は新興国株式が新興国以外株式に比べて高い年利を生み出す見込み
投資対象 | 今後15年の 幾何リターン(%) |
日本 | 5 |
米国 | 4 |
欧州 | 5 |
新興国 | 6.5 |
以上から、分かったことをまとめます。
④JPモルガンの判断:今後15年は新興国株式が新興国以外株式に比べて高い年利を生み出す見込み
であることから、
新興国株式がその他の国に勝ると判断します。
6.雑学:どうやって新興国株式に投資する?
新興国株式に投資する具体的な方法を示します。
新興国は基本的に特にハイリスクであるため、
多くの国に分散させて投資する必要があります。
投資信託でも良いし、ETFでも良いと考えています。
銘柄 | 概要 |
★楽天・新興国株式 インデックス | 信託報酬:0.26% 韓国あり、小型株あり |
eMAXIS Slim 新興国株式 | 信託報酬:0.19% 韓国あり |
EXE-i つみたて 新興国株式ファンド | 信託報酬:0.1948% 韓国なし、小型株あり |
iシェアーズ・コア MSCI新興国株 ETF シンボル:1658 | 信託報酬:0.23% 韓国あり、小型株あり |
★ETFでVWOを買う | 経費率:0.14% 小型株あり |
特にオススメは★楽天VWOとVWOとなっています。
7.まとめ
新興国株式が別の株式より伸びると判断します。理由は以下の通りです。
3.理由1:米国消費者物価変動率と世界株式の関係を見ると ⇒ 新興国株式が伸びる予想
理由の裏づけ①米国消費者物価変動率が2~4.5%なら ⇒ 新興国企業のほうが利益が伸びる。
+②2017年9月~2018年4月は米国消費者物価変動率2%以上。
4.理由2:新興国と米国の予想PERの差を見ると ⇒ 過去10年で新興国が割安
③新興国株式が米国株式に比べて、ここ10年で最高に割安である。
5.理由3:今後15年の期待リターンを見ると ⇒ 新興国は年率6.5%、米国は4%の予想
④JPモルガンの判断:今後15年は新興国株式が新興国以外株式に比べて高い年利を生み出す見込み
以上から、新興国株式を買う検討されてみてはいかがでしょうか?
私はジュニアNISAで新興国株式3倍ブル(EDC)を50万円分購入しています。
@shovetでした。
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